年末年始やお盆など、実家への帰省を考えるときに「新幹線代や飛行機代が高すぎる…」って思っちゃいますよね。
特に、小さな子どもを連れての移動は、移動の旅費の悩みもそうですが、電車や飛行機の場合、周りに気を遣う場面が多くあります。
そこで、多少時間はかかるけど車で帰省しようと思う方も少なく無いと思います!
車であれば、周囲の目をそれほど気にせず、時間や休憩も自由に設定できるのが大きな魅力。
ただ、車だからこその注意点や準備というのも必要になってきます。
車で小さなお子さんと帰省する際に「気をつけるポイント」や「用意しておきたいもの」、「車移動ならではのメリット」まで詳しくご紹介します。
車で子ども連れ帰省のメリット
車移動ならではのメリット
車での帰省には、いろいろなメリットがありますよね。
なんといっても、新幹線や電車、飛行機などと比べると、帰省の旅費が安くなるケースが多いと思います。
もちろん、ガソリンの値上がりなどもあるので、移動距離などを考えると費用対効果の面で悩ましい点もあるかもしれません。
ですが、他にも車での子供連れでの帰省のメリットはあります。例えば、
- 自由なスケジュール
出発時間などに囚われず、子どもの体調なども含めてスケジュールを変更できるし、移動中の休憩できる場所や時間を自由に調整できます。
また、あまり大きな声では言えませんが、万が一、実家で嫌なことなどがあった場合に、車なら自宅で帰るってこともできますよね。 - 荷物がたっぷり運べる
子ども連れだと、必要以上に荷物を持って移動しなくては行けなかったりします。なので大量の荷物をトランクなどに入れて移動できるのはたすかりますよね。
またお土産なんかも量を載せられるのがいいですね。
泣いても安心!周囲に気を使わなくていい
新幹線や飛行機と違って、車はプライベート空間。泣いても周囲の目を気にする必要がありません。「大丈夫、車だから泣いてもOK」と気楽に考えられます。
最近は、子どもがぐずったりするのを迷惑がったりする方がいたり、そういうのを動画でSNSにアップしたりする人もいるって噂なので、そういうことを気にしなくすむのも車での移動のメリットかもしれません。
子連れ車移動の必需品とは?
子供連れでの車での帰省時に準備しておくべきもの
車で帰省をする際には、持ち物などは比較的幅広く持ち込めるので、子連れでも安心だったりします。
そんな中でも、準備をしておくと便利、助かるものなどで思いつくものを紹介します。
- 食べこぼし防止グッズ
食事用スタイ、ゴミ袋、ウェットティッシュ - お子さま向けのおもちゃ・暇つぶしグッズ
シールブック、お絵かきボード、音の出ない知育玩具 - お子様の必需品
- お菓子や軽食(こぼれにくいもの)
- 飲み物(こぼれ防止用ストロー付きマグ)
- オムツセット・着替え・毛布
- 応急対策
気分転換用に好きな音楽や動画が見られるタブレット端末
あと、電池とかも予備を持っておくと良いと思います。子どもがお気に入りの玩具とかで電池切れで使えなくなったりすると大変ですからね。
それから、もしものときのお薬とか救急グッズなどもあると安心かもしれません。
安全対策の準備
車での帰省では、いろいろなトラブルがつきもの。
しかも、自分で解決しないといけない場合が多いので、出発前には、しっかりとした準備をしておきたいところです。
特に安全面に関しては、家族みんなの命に関わることなので、しっかりと準備したいですね。
- チャイルドシートやジュニアシートの装着は必須です。
- 冬場の帰省なら、道路の凍結対策(スタッドレスタイヤやチェーン準備)も忘れずに。
高騰するガソリン代への節約対策
政府の政策に影響されるので、わたしたちでできる対策は限られるのですが、車での移動では、ガソリン代というのは、かなり影響度が高いです。
なので、少しでもガソリン代を節約できるように、やれることをしっかりやって余計な出費を防ぐようにしたいところです。
① 事前にガソリン価格を調べる
- ガソリン価格比較アプリ(例:gogo.gs)を活用して、安いガソリンスタンドで給油しましょう。
② 高速道路のガソリンスタンドは避ける
- 高速道路上は割高になることが多いため、一般道の給油スポットを選ぶのがおすすめです。
③ エコ運転を心がける
- 急発進や急ブレーキを避けることで燃費が向上します。
- 速度を安定させ、エアコン使用を控える工夫も大切です。
④ ドライブレコーダー付きのETC利用
- 高速道路のETC割引をフル活用しましょう。早朝や深夜割引は特にお得です。
渋滞や予期せぬトラブル
車での帰省の最大のデメリットといっていいのが、渋滞、そしてあおり運転などのトラブル。
毎年、高速道路の渋滞予想とか情報とかが紹介されますが、交通渋滞は、自分たちもイライラしちゃうし、周りのドライバーの方たちもイライラしているので、トラブルにならないように注意も必要です。
渋滞中の工夫
渋滞は、子どもたちにもかなりのストレスになります。なので、タブレットや音楽で集中力を分散させつつ、「頑張ったら次は寄り道しよう!」などと気持ちを切り替えられるようにしたいところです。
また、高速道路での渋滞では、サービスエリアなども満杯ってこともあるので、通常のトイレ休憩程度の設備しかないようなパーキングでもうまく利用して、適度に休憩し、気分をリフレッシュしたいところです。
ドラレコは必須だけどない場合は?
車の運転で心配なことの一つに、あおり運転がありますよね。
ニュースなどでもよく見かけますが、いざ自分が被害者になったとき、それを証明するためにもドラレコはぜひとも車に装備しておきたいところです。
とはいっても、急遽、車で帰省することが決まったってときに、ドラレコをつけるってことも難しいでしょうし、価格もそれなりなので、そこまで余裕が。。。ということも。
できるなら、最近は、シガーポケットに差し込むだけでOKのドラレコなどもあるので、簡単につけられるものを買って準備しておくのがいいですが、ドラレコがない車で帰省する際は、あおり運転などをされたときに、すぐにスマホで録画できるように充電などをしっかり準備しておきましょう。
また、車のドアをすぐにロックして、警察などに通報できるようにシミュレーションなどをしておくといいですね。
ママ自身の体と心をケアする工夫
運転疲れは家族みんな
車での移動は、スイスイ進む場合ならいいですが、渋滞などにハマったり、子どもがぐずったりすると、みんな疲れが溜まりやすくなります。
車を運転している方はもちろんですが、子どもの相手をしている方、この場合、特にママであることが多いかもしれませんが、運転しているパパ同様に、ママも疲れがたまります。
なので、適度な息抜きをできるように、できるだけ無理のない余裕のある時間でのスケジュールを組んで精神的な負担を軽くできるようにしておきたいところです。