新年を迎え、正月明けの新たなスタートを切る新年初出勤は、仕事の上でもやはり一区切り感があるというか、いつもと違う雰囲気があったりします。
仕事に対する意識をリセットしたり、新年のスタートを気持ちよく切る上で上司や先輩などに挨拶をしなければいけないのでしょうが、その時「どんな挨拶をすればいいのか?普段の挨拶で済ませていいのか?」と戸惑ったりします。
新年といっても、ある程度年明けから日にちも経っているから、「あけましておめでとうございます」的な挨拶するのも面倒というか。
新年初出勤の時ってどういう挨拶とかすればいいんでしょう?あと、新年初出勤時に気をつけて置くべきことってどんなことがあるんでしょう?
新年初出勤の挨拶は特別
新年の初出勤だから「あけましておめでとうございます」といった挨拶をしておけば、まずはマナー的には間違いないんでしょう。
通常、職場で交わされる挨拶として、「おはようございます」でもいいんでしょうけど、新年初出勤の日でもあるし、その特別さからも、もう一歩踏み込んだやりとりがあると相手の受取方も違って来るんだと思います。
相手の気持ちをくむことも意識してみる
新年だからといって、あらたまって挨拶をするってことも今の時代では、いろんなハラスメントの一つになるのかもしれません。
ただ、上司や先輩の中には、マナーとして!という意識があって、お互いに新年だからそれらしい挨拶を!と思っているかもしれません。
その場合、
「明けましておめでとうございます。今年もご指導のほど、よろしくお願いいたします。」
とか、もう少しフランクな感じで
「おはようございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。」
くらいの感じは、期待しているかもしれないので、相手の気持ちを汲み取るということでも、ある程度、一通りの挨拶はあってもいいと思います。
普段の挨拶ではダメなの?
年明けの初出勤などで「おめでとうございます」などの特別な挨拶が求められるのでしょうね?
一般的には、新年という節目にふさわしい新鮮な気持ちや姿勢を示す絶好の機会だからという意見があります。
たとえ日頃から礼儀正しい挨拶を心がけていても、通常の「おはようございます」だけでは、初出勤という特別感を伝えられません。
また、新年は職場全体の雰囲気をリフレッシュするタイミングでもあります。
その場で誠意をもって挨拶することは、自分だけでなく、周囲にも良い影響を与えます。
例えば、周囲が互いにきちんと挨拶を交わすことで、職場全体が和やかなムードに包まれ、良い一年のスタートを切れるのです。
まぁ、お正月も関係なく働いている場合もありますけどね。
初出勤で気をつけたいこと
新年初出勤では、挨拶だけでなく、他の行動にも気をつけたいことが想定されます。
多くはマナー的なことになるんでしょうけど、いくつか紹介してみたいと思ます。
だしなみを整える
新年のスタートってことなので、やっぱりフレッシュ感みたいなのはあったほうがいいと思います。
その一つが、スーツや服装にシワや汚れをきれいにするというもの。
あと、靴とかも汚れていると、やっぱり新しいスタートをきるのにふさわしくないイメージを持たれるかもしれないですよね。
なので、服のシワや汚れ、靴を磨くなどして、新年初出勤前日までにチェックしておきたいところです。
時間に余裕を持つ
新年初出勤で、いきなり遅刻っていうのは良くないし、ギリギリというのもやっぱり気持ちのいい印象は与えないと思います。
なので、普段より早めに出勤して、予期せぬトラブルにも対応できるように、余裕を持って行動したいですね。
特に、会社や部署によっては、新年初出勤のときに、近くの神社などへみんなでお参りに行ったりすることもあります。
そういうケジュールが遅れたりすると、新年早々、もの事がうまく進まないというイメージになってしまうかもしれませんからね。
ポジティブな振る舞い
まぁ、これは個人の考え方にもよるのですが、上司や先輩などに認められようとするときには「新年はやる気をアピールする絶好のタイミング」です。
新年初出勤時の挨拶に加えて、「今年の目標」や「抱負」を簡潔に話すと、自分の姿勢をしっかりと印象づけられます。
例えば:
「今年はさらに積極的に業務に取り組みたいと思っています。よろしくお願いします。」
とか、
「昨年は、◯◯だったので、今年はそれを超えるために頑張ります。」
みたいな意気込みを笑顔とともに伝えてみると、やる気や熱意が伝わるかもしれません。
まぁ、相手のキャラクター次第で、言い方は変えた方がいいんでしょうけどね。
あとは、デスク周りの整理整頓をしたり、スケジュールの再確認なども行っておくといいでしょう。
新年初出勤は、あなたの仕事への姿勢を再確認し、周囲と良い関係を築く絶好のチャンスといえます。
上司や先輩に心のこもった挨拶をすることはもちろん、自分の身だしなみや行動にも気を配り、ポジティブな印象を与えるよう意識するといいでしょうね。
こうした一つ一つの積み重ねが、あなたの一年をより良いものに導いてくれるはずです。