年末の恒例行事、これを見ないと年は越せない!って感じのNHK紅白歌合戦。
毎年11月下旬くらいになると、紅白歌合戦の出場歌手、アーティストの方が発表されます。
紅白出場の発表は、出場する本人だけじゃなくて、そのアーティストのファンもドキドキしながら待っているわけですが、発表後に話題になるのが、あの人は今年は紅白落選!みたいな話。
でも、なんか紅白落選って表現はどうなんでしょうね?
紅白落選という表現は正解?
紅白落選って表現は、やっぱり、選挙とかのイメージから来ているんでしょうかね?
でも、そもそも出場歌手の方が、手を上げて「私紅白歌合戦に立候補します!」みたいな申請を出しているわけじゃないでしょうから、結果を受けて、あの人、あのグループは紅白落選だ!っていうのも変な感じがします。
紅白落選以外の言い方はない?
となると、紅白落選という言い方以外になにかいい言葉はないんでしょうかね?
パッと思いつかないから、結局みなさん落選って言葉を使っているんでしょうけど、選からもれる!というのも、イメージ的には落選と同じ感じなのかな?
選ばれず!とかもそうよね。
卒業だと、もうずっと紅白歌合戦に出ない感じになっちゃうしね。
「紅白落選」という言葉の印象と問題点
紅白に出場できなかったアーティストを指して使われる「紅白落選」という言葉。
この表現にはポジティブとは言えないし、どちらかというとネガティブな響き、イメージがつきまといますよね。
中には、「紅白未出場」や「紅白候補外」などといった言葉を使えばいいのでは?みたいな話もあるようですが、正直、似たりよったりかな?っておもっちゃいますね。
NHKが紅白歌合戦選考基準を公表
2024年は、NHKが紅白出場アーティストの選考基準を公式に発表しました。
やっぱり、紅白出場アーティストを発表すると、どうしてこの人が出れて、この人、このグループはダメなの?みたいな声が寄せられるんでしょうかね?
選考基準の概要
NHKから発表されたNHK紅白歌合戦の選考基準として、大きく3点を基準として挙げていました。
- 今年の活躍(音楽活動や世間での話題性)
- 世論の支持(アンケート調査やリクエストの集計)
- 番組の企画意図との適合性
確かに、この項目をみるとまぁ、そりゃそうだよねって感じにはなります。
一番いいのは、出場したい!ってアーティスト全員を出してあげるのがいいんでしょうけど、放送時間の関係もあるし、やっぱり紅白歌合戦という歴史もあるでしょうから、人数を絞って選ばないといけないでしょうし。
それに、選ばれるアーティストの方にとっても、出たいといって誰でも出られるようなものだと、逆に意味がない!って思うでしょうしね。
まぁ、選考基準を圧倒的にクリアしていくってことなんでしょう。
「紅白落選」という言葉が毎年注目されるのは、やっぱりそれだけ紅白歌合戦そのものが持つ社会的影響力の大きいってことなんでしょうね。
NHKが、2024年に選考基準を公表したことは、透明性を高め、番組への信頼性を向上させたいとか、いろいろな憶測を避けたいということなのかもしれません。
一方で、「紅白落選」という表現がアーティストやファンに与える影響もやっぱりあるでしょうから、なにかもっといい表現があるといいんですけどね。
紅白歌合戦は、視聴率が低下しているとかいろいろ言われてはいますが、やっぱり日本だけじゃなくて世界的にも文化的な位置づけだったりします。
これからも年末、大晦日の楽しみとして、音楽を通じた新たな感動を提供し続けることを期待したいですね。