奈良漬が嫌い、美味しくないのは変なの?奈良漬みそは奈良漬嫌いでも食べれる?

奈良漬って美味しいですか?

わたしは奈良漬が苦手というか嫌いで食べられないんですよね。正直、なんどかトライしてみたけど、奈良漬食べられない。

独特の風味と香り、そして強烈な味わい。奈良漬けは好きな人にはたまらない美味しさみたいで、「奈良漬食べられないなんて信じられない!」みたいなことを言われたことも。

奈良漬を食べられない、嫌い、苦手という方って少数派ないんでしょうかね?
周りには、けっこう奈良漬美味しくないって言う人けっこういるんですけど。

奈良漬けが嫌い・美味しくない理由とか

奈良漬けが苦手という方は、やっぱり独特の風味が苦手なんでしょうか。

独特の発酵臭が苦手という声

奈良漬けを嫌いと感じる理由で最も多いのが、あの独特な匂いではないでしょうか。
酒粕で何度も漬け込んで作られる奈良漬けは、発酵食品ならではの強い香りがしますもんね。

あの匂いって、発酵食品特有のものなんでしょうけど、酒粕?のアルコール臭みたいなのがどうも好きになれないというか、慣れないんですよね。

ネットとかで奈良漬が苦手、嫌いとかって人の意見をみても、あの臭いが「ちょっと耐えられない」という声が多いように感じます。
特に子どもの頃に無理やり食べさせられた経験がある方は、その匂いだけでトラウマになっているケースも少なくないらしいですね。

アルコールの風味が強すぎる

奈良漬けは酒粕に漬け込んで作られるため、かなりアルコール分が含まれています。
そのため、お酒が苦手な方にとっては、食べた瞬間に口の中に広がるアルコールの風味が「美味しくない」と感じる原因の一つでもあるようです。

本当かどうかわかりませんが、奈良漬けを食べた後に車の運転をすると、飲酒運転と判定される可能性があるなんて話も。
それほどアルコール度数が高いってことなんでしょうけど、もし本当なら、「奈良漬食ったら車運転するな!」みたいなのを明確にしておいて欲しい気もしますね。

 

甘すぎる味付けが合わない

奈良漬けは、酒粕の甘みがしっかりと染み込んでいるため、漬物としてはかなり甘めの味わいで好き!という意見もあるみたい。
漬物とかっていうとやっぱりさっぱりとした漬物のイメージがあるので、奈良漬を漬物としてだされたらその甘さにびっくりしてしまうかも。

特に、漬物には塩気を求める方にとって、この甘さは「美味しくない」と感じる大きな理由なりうるかもしれませんね。

よく、うな重とかの添え物として出てくることありますが、せっかくのうなぎが!って気分になっちゃうんですよね。

 

食感が苦手という意見も

奈良漬けの食感も、好き嫌いが分かれるポイントかもしれません。
長期間漬け込まれた野菜は、元々のシャキシャキ感が失われ、しっとりとした、場合によってはべたっとした食感になっていますよね。

新鮮な野菜のパリッとした歯ごたえを期待してたのに、しんなりとした食感で”えっ?”って感じになってしまう方もいるかも。
また、酒粕がまとわりついたぬるっとした感触が、どうしても好きになれないという意見もあるみたいです。

うなぎの付け合わせに奈良漬けが出てくる理由

うな重などを注文すると、けっこうな確率で添えられてくる奈良漬け。
うなぎに「なぜ奈良漬けなの?」と疑問に思ったことありませんか?

脂っこさを中和する役割がある

うなぎは、脂がのっていて濃厚な味わいが魅力的な食べ物ですよね。
ただ、食べ続けていると口の中が脂っこくなってきてしまうかもしれません。

そこで登場するのが奈良漬けということらしいです。

奈良漬けの酸味と独特の風味が、うなぎの脂をさっぱりとさせてくれる効果があるんとか。
口直しとして、うなぎの合間に奈良漬けを食べることで、最後まで美味しくうなぎを楽しめるという考え方があるようです。

まぁ、そんなに何度もうなぎを食べたことがあるわけじゃないのでなんともいえませんが、数少ないうなぎ経験の中では、奈良漬であぶらをさっぱりさせてくれた!というような記憶は個人的にはないんですが。

まぁ、フレンチなんかでも、脂の多い料理にピクルスが添えられることがあるみたいなので、それを同じような感じってことなのかもしれませんが。

江戸時代からの伝統的な組み合わせ

諸説ありますネタ!になるんですが、どうやらうなぎと奈良漬けの組み合わせは、実は江戸時代から続く伝統的なものらしいですよ。
当時から、うなぎ屋さんでは奈良漬けが付け合わせとして出されていたという記録が残っているんんだとか。

江戸っ子たち、そして平賀源内さんは、脂ののったうなぎを食べながら、奈良漬けで口の中をリフレッシュしていたのかな。
この習慣が現代まで受け継がれたとするならば、やっぱり味の相性が良いと感じる方が多かったし、そう感じている方が今も多いんでしょうね。

消化を助ける効果も期待されている

こちらもこういう意見があるって話ですが、奈良漬けは発酵食品なので、消化を助ける働きがあるらしいです。
うなぎは栄養豊富で滋養強壮に良い食べ物ですが、脂が多いため消化に少し時間がかかることもあるみたい。

そこで、発酵食品である奈良漬けを一緒に食べることで、お腹の調子を整えながらうなぎを楽しめるという意見もあるようです。
昔の人々の知恵として、美味しさだけでなく健康面も考えた組み合わせだったのかもしれませんね。

 

奈良漬けが苦手な人でも美味しく食べられる「奈良漬みそ」とは

奈良漬けそのものは苦手という方でも、美味しく食べられる!ということで奈良県のお土産ものとして人気になっている「奈良漬みそ」という食べ物がるんですって。

奈良漬みそとは?

奈良漬みそとは、奈良漬けを細かく刻んで甘口の味噌と混ぜ合わせたもので、奈良漬けが苦手な子供でも美味しく食べれると評判になっているんです。

奈良漬単体ではだめでも、味噌のコクと旨みがプラスされることで、奈良漬けそのものよりもマイルドで食べやすくなってるらしい。

ご飯のお供としても、野菜スティックのディップとしても使いやすい万能調味料になっているんです。奈良漬けが苦手という方からも「これなら食べられる」ということでお土産で買って買える方も多いんだとか。

どんな食べ方ができるの?

奈良漬みそは、そのままご飯にのせて食べるだけでも十分美味しいのですが、実は様々な食べ方ができる便利な調味料的存在。

例えば、きゅうりやキャベツなどの生野菜につけて食べると、お酒のおつまみにもぴったりです。
また、冷奴にのせたり、チーズと合わせてクラッカーにのせたりと、洋風なアレンジも楽しめるんです。

焼きおにぎりの味付けに使ったり、チャーハンの隠し味として加えたりすると、深みのある味わいになるという使い方もあるようですよ。
そのまま食べるのは抵抗があるという方も、調味料として使うなら抵抗が少ないかもしれませんね。

 

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